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引出物の選び方

引出物は予算内でおさめることが大切ですが、一番大事なのは、もらう人が喜んで使えるものにすることです。自分たちの好みに偏らず、持ち帰る人の立場になって考え、じっくり選ぶことが大切です。引出物を選ぶポイントをいくつかご紹介します。

引出物にふさわしいもの

1. 軽くて持ち帰りやすい物
2. おしゃれな実用品
3. いくつもあってもいいもの(子供がいる人にはおむつケーキなどがオススメ)
4. 自分では買わなくても、貰うと嬉しい物(プリザーブドフラワーなど)

引出物にふさわしくないもの

1. 重くて持ち帰りにくい物
2. 実用性のないもの
3. 二人の名前や顔が入った物

相手に喜んで貰える品を選ぶのがポイント

全員に同じ品を贈る場合は、親戚や会社関係など年配の方が中心なのか、友人が中心かなど、招待客の層に合わせて、品物を考えたほうがよいでしょう。

合理的で便利なカタログ式は招待客の層を考えて

最近増加しているのが、招待客が引き出物を選ぶカタログ式のものです。これは、当日はカタログだけを持ち帰り、その中から各人が好 きなものを選んではがきに記入し申し込むと、後日品物が郵送されてくるというシステムです。持ち帰るのに軽くて便利なうえに、自分のほしいものが選べるという点が魅力で、人気が高まっているようです。

ただし、しきたりを重んじる人にはカタログ式は喜ばれないこともあるので、招待客の層をよく考慮しましょう。
中にははがきを投函するのを忘れてしまう人もいるようですが、 期間内にハガキが到着しない場合、規定の品が届くことになります。

地方によって習慣が違う場合も

地方によっては、折り詰めを含むたくさんの引き出物を用意するような習慣があるところもあります。このような地方の伝統や習慣を大切にする両親と、しきたりにとらわれない若いふたりの間で、引き出物に関する意見が分かれることはよくあることです。 披露宴の費用を両親が全額負担していたりかなりの割合を負担している場合は、両親の意見を尊重しましょう。また、招待客に年配の方が多い場合も、地方の習慣にのっとった品を選ぶ方が喜ばれます。 両親とよく相談して決めるようにしましょう。おむつケーキは、確かに相手を選びますね･･･

外部から持ち込む場合は持ち込みＯＫか確認をする

引き出物の注文は、披露宴会場の引き出物コーナーで申し込むのが一般的です。扱っていない品でも取り寄せてくれる場合があるので、希望の品がある場合は、まず係の人に問い合わせてみましょう。
また、多くの実物を見ることができるブライダルフェアは、引き出物を選ぶチャンスです。積極的に足を運んでみるのも良いでしょう。

おむつケーキやプリザーブドフラワーアレンジメントなども見られるかもしれません。普段あまり目にすることも無いので、今後、自分が誰かにお返しをするときの参考に覚えておいてもいいでしょう。 注文は、1カ月前におおよその数を知らせ、招待客の人数が確定したら注文数を決定します。どうしても披露宴会場の引き出物以外を贈りたいときは、自分たちで手配することになります。

この場合、前日までに会場に持ち込んでください。会場によっては、持ち込み料が必要だったり、持ち込み禁止のところもあるので、事前に確認しておきましょう。

※プリザーブドフラワーなども確認が必要な場合があるようです。